仕事をしつつ、急に思いついた土曜の夜
ヤマテンを見れば、八ヶ岳、中央アから北アにかけてはまずまず
コレは行くしかないんじゃないだろうか
…と、慌てて準備して深夜発
向かったのは今季3度目の桂小場です
樹林帯の長いクラシックルートは人も少なく、静かな山歩きを楽しむには最高
一方、諸先輩方のレコを読むと、ラッセルも覚悟しなくては、とワカンをくくりつけてスタート
しかし幸運にも前泊の方がおられた事、途中からソロ男性&3名パーティーに先行していただいたおかげもあって、ノーラッセル
(日曜日って狙い目なんじゃなかろうかエヘヘ)
…などと、ソロ登山者として思ってはイケナイ、よこしまな事を思いながら登らせていただきました
稜線に上がると、朝の雪が嘘の様
これまた幸運にも雲が切れ、まさかの快晴
長い樹林帯のご褒美よろしく、中央アルプス主峰群から南ア、御嶽、北ア…と、最高の景色に囲まれながら、稜線歩きを楽しむ事ができました
トレースをいただいた方や、登山道整備にこの場を借りて感謝です
さて、次はどの日曜日に登ろうか…
コースタイム
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コース状況と危険箇所
ゲートを越えるとすぐに凍結道
桂小場まで3kmほど
橋は凍結が激しいので要注意
【桂小場~野田場~大樽小屋】
緩やかで歩きやすい雪道
水場は2ヶ所とも使えます
【大樽小屋~胸突の頭】
標高差500m程の急登区間
トレースはありましたが、それなりに削られます
踏み抜くと腿までいきます
【胸突の頭~分水嶺(稜線)】
夏道方向は腰まで踏み抜くので避けたほうが無難
直登して早めに稜線に上がるのが◎
【稜線~将棊頭山】
冬道のみ使えます
適度にクラストしているので歩きやすい
ピッケル+アイゼン必須
※頂上直下に不安箇所あります
(写真と合わせて記載)
・全般的にトレース・リボン・フラッグなどありルートは明瞭
・危険箇所は稜線上の何箇所かのみ、技術より体力勝負な感じ
・降雪でコンディションは大きく変わると思います
※2020.01.26現在
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野田場に着きました
ここのC.T.ってあまりアテにならない気がします -
緩やかな登りが続きます
キレイな深い森っぽさが好きです -
馬返しを過ぎるとガスにまみれます
やっぱり赤岳だったかなぁ…とか思ったり -
ここから急登です
ヤマテンでは午後から晴れだったので、ゆっくり登ろ -
ヤマテン的中
すごいよ猪熊さん!
足を取られる急登もあとちょっと -
直進(赤)が夏道方向ですが、埋まるのでオススメしません
ルートを右(青)にとり、茶臼山の稜線に上がります -
雪庇を巻きつつ直登します
青空だー -
中央アルプスの主峰たちどーんです -
御嶽方面も良く晴れています -
こうなればウイニングロード
いい感じにクラストしていて、アイゼンがよく効きます -
これはニセピーク
雪がつくとかっこいいな -
振り返れば北ア -
真新しいフラッグ
とっても助かります -
クラストしてギラギラです
伊那側(左)にルートを取ります -
ピークが見えました -
【情報】ピーク直下の雪庇に数本クラックが走っていました
コレは小さなモノですが、深めのモノもあり
登られる方は伊那側に寄り過ぎない様ルートを取るのが◎
どうぞお気をつけて -
到着です
リミットの12時半ギリギリセーフでした(遅
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